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塗装品質を安定させ、塗装不良を大幅削減
塗装工程を熟知した塗装治具の設計。

塗装面に治具の跡が残る、マスキングに時間がかかる、複雑形状で塗装ムラが発生する、乾燥時の熱で製品が変形する。こうした塗装現場の課題を、関東精密は治具設計で解決します。
塗装方式ごとの特性を理解し、ワークの保持方法から塗装液の流れ、乾燥工程での熱変形まで考慮した治具を設計。最小限の接触面積で確実に保持し、塗装不良の発生を抑えながら作業効率を向上させます。

塗装不良率

80%削減

マスキング時間

不要化

段取り時間

60%短縮

この治具で解決できる課題

  • 治具との接触跡が塗装面に残る
  • マスキングに時間がかかる
  • 塗装ムラや膜厚バラつきが発生する
  • 塗装液が塗りたくない部分に流れ込む
  • 乾燥炉で製品が変形する
  • 複数個取りで効率化したいが方法がわからない

ROLE

塗装治具はワークを塗装工程全体で安定保持し、塗装品質を確保する装置です。最小限の接触面積で製品を支持し、塗装液の流れを妨げず、乾燥時の熱変形を防ぐ構造が求められます。
塗装方式、製品形状、生産量に応じた最適な保持方法を設計することで、塗装品質の安定化と作業効率の向上を同時に実現します。

01

品質向上

塗装不良の削減
02

効率化

マスキング作業の削減
03

歩留まり向上

製品変形の防止

REASONS

加工メーカーならではの、5つの独自価値

REASON 01

塗装方式別の
最適設計

スプレー塗装、浸漬塗装、電着塗装、粉体塗装など、各塗装方式の特性を理解した治具設計を行います。スプレー塗装では塗装ガンの角度と塗装液の回り込みを考慮した支持位置を設定。電着塗装では通電経路を確保しながら最小接触を実現。粉体塗装ではアース確保と静電気対策を盛り込みます。

REASON 02

接触痕を残さない
保持機構

製品との接触を点接触または線接触に限定し、塗装面への影響を最小化します。接触部はバネ機構により適度な保持力を維持しつつ、製品の熱膨張を吸収。ピン先端の形状と表面処理を最適化し、塗装後の痕跡を目視では判別できないレベルに抑えます。

REASON 03

塗装液の流れを考慮した
構造設計

重力方向の製品姿勢と塗装液の表面張力を計算し、塗りたくない部分への流れ込みを防ぐ治具形状を設計します。ドレーン穴の位置と角度を最適化し、余分な塗装液を効率的に排出。浸漬塗装では引き上げ時の液切れを考慮した傾斜角度を設定します。

REASON 04

熱変形対策を
組み込んだ設計

乾燥炉での加熱により製品が変形しやすい薄肉部品や樹脂成形品に対応。製品の熱膨張係数を考慮した支持構造により、加熱時の変形を抑制します。必要に応じて治具自体に放熱機構を設け、製品への入熱を制御。冷却時の収縮も考慮した拘束方法を設計します。

REASON 05

生産性向上のための多数個取り設計

少数個取りから多数個取りまで、生産量に応じた最適な治具を設計します。製品配置の最適化により塗装炉の稼働効率を向上。自動ラインへの組み込みを想定した治具形状とし、ロボットハンドリングにも対応できます。治具の着脱時間を短縮する機構により、段取り替えの効率化も実現します。