作業者によって組立品質がバラつく、位置合わせに時間がかかる、圧入時の力加減で製品を傷つける、接着剤のはみ出しや塗布ムラが発生する。こうした組立工程の課題を、関東精密は治具設計で解決します。
部品同士の位置決めを物理的に規定し、組立手順を治具構造に落とし込むことで、熟練者でなくても一定の品質で組立ができる仕組みを構築。作業者のスキルに依存しない標準化された組立を実現し、不良率の削減と生産性向上を同時に達成します。
kumitate-jig 組立治具
組立バラつきをゼロにし、作業時間を大幅削減。
人の手技に頼らない組立治具の設計。
75%短縮
±0.01㎜
95%削減
この治具で解決できる課題
- 作業者によって組立品質がバラつく
- 部品の位置合わせに時間がかかる
- 圧入時の力加減で製品を傷つける
- 接着剤がはみ出す、または塗布ムラが出る
- 組立時に部品が傾いて嵌合不良が起きる
- 多数の部品を同時に位置決めできない
ROLE 組立治具の役割
組立治具は複数部品の相対位置を物理的に規定し、組立作業を標準化する装置です。キネマティック拘束による確実な位置決めと、組立順序を強制する機構により、人のバラつきを排除します。
圧入や接着、溶接などの結合工程で必要な保持力を確保し、硬化や冷却の待ち時間中も位置精度を維持。作業者の手技に依存せず、誰が作業しても同じ品質の組立品を実現します。
品質安定
時間短縮
技能継承
REASONS 関東精密の組立治具が選ばれる理由
加工メーカーならではの、5つの独自価値
人のバラつきを物理的に排除する
機構設計
組立作業で発生する位置ズレの要因を分析し、治具構造で制約を加えることでバラつきを根本から排除します。部品を置くだけで自動的に正しい位置に導く倣い形状や、V溝とピンによる自動芯出し機構により、位置決めのスキルが不要になります。組立手順を間違えないよう、部品投入順序を治具構造で強制する設計も可能です。
圧入・嵌合を安定化させる
力制御機構
圧入作業での押し込み力を均一化し、製品損傷を防ぎます。トグル機構やカム機構により小さな力で大きな圧入力を発生させ、作業者の体格や疲労度に関わらず安定した圧入が可能。圧入量をストッパーで規定し、入りすぎや入り不足を防ぎます。油圧や空圧を利用した自動圧入機構にも対応し、完全な省人化も実現できます。
接着工程の品質を
安定化させる治具設計
接着剤の塗布位置と塗布量を規定し、はみ出しやムラを防ぎます。硬化時間中の部品保持により、接着剤が硬化するまで位置ズレを防止。クランプ力を最適化し、接着剤の押し出しすぎや接着不良を回避します。複数点の同時接着でも、すべての接着面に均一な圧力をかける機構を設計します。
溶接・ろう付け工程に対応した
耐熱設計
スポット溶接やレーザー溶接、ろう付けなど、熱を伴う結合工程に対応した治具を設計します。電極や溶接トーチのアクセス性を確保しながら、確実に部品を保持。熱変形を考慮した材料選定と冷却機構により、繰り返し使用でも精度を維持します。溶接時の入熱による部品変形を抑える支持構造も組み込めます。
自動化を見据えた治具設計
ロボットアームやコンベアラインへの組み込みを前提とした治具設計に対応します。製品の着脱位置と治具の把持部を標準化し、自動化ラインへのスムーズな導入を実現。センサー取り付けスペースを確保し、組立完了の自動検知も可能にします。段階的な自動化にも対応できる拡張性を持たせた設計を行います。